かぶは、張り、つやがあって割れ目がなくて、ひげ根が1本ぴんと出ているものを選ぶ。まず、流水の中でこすり洗いして、皮をむく。切った後ゆでる。ゆでたお湯には内部に残っていた農薬が溶け出しているので、必ず捨てましょう。ゆでない場合は、縦横に切れ目を入れ、塩をふり、水洗いして水気を絞る。たくさん摂取すると発ガン性が指摘されている亜鉛酸が葉の部分に多く含まれているので、ゆでたお湯は、必ず捨てる。小松菜やほうれん草などにも含まれるこの亜鉛酸、実は問題で、魚に含まれるアミン類といっしょになると発ガン物質を作り出す不安が指摘されているのです。最近の化学肥料や大気汚染で土が汚れた結果、野菜のの中の硝酸は増えたと言われています。 |
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※亜鉛酸とは、野菜の中に元々含まれている硝酸が、加熱や保存している間に変化したもの。 |
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効用 |
- 胃腸を温め、内蔵を丈夫にする。常食すると丈夫な体が作れます。また、咳を止め、口の渇きもいやしてくれます。
- かぶの解毒作用・かぶのおろし汁を幹部に塗ると、急性乳腺炎、陰のうの腫れ、しもやけ、ひびあかぎれ、毒虫刺されにも有効です。
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じゃがいもは、新芽や緑化したところにソラニンという有害物質があります。特に春先の芽は、食中毒の原因にもなるので注意しましょう。まず、たわしを使ってよく洗い、皮をむき、新芽や緑化したところは必ず切り取りましょう。じゃがいもに含まれるビタミンCは熱に強く、ゆでてもあまり減らないという特徴があります。使う前日に皮をむいて切った後、湿った布巾につつんでおくと20%もビタミンCが増えます。 |
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効用 |
- アルカリ性の野菜。ビタミンB1・B2・C、カリウム、植物繊維が多く、胃腸を丈夫にし、炎症を抑える働きがあります。
- よく洗い、皮をむき、芽を取り除いたじゃがいもをおろし、布などにくるんで汁を絞ります。その絞り汁を1、2さじずつ1日2回空腹時に飲むと、胃・十二指腸潰瘍、慢性便秘に効果あり。
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